Tor リレーの帯域幅使用量を制御および調整する方法
Tor リレーは帯域幅使用量を制限または均一化できます。
torrc ファイルに追加できるオプションは 2 つあります。
BandwidthRate は、許容される最大長期帯域幅 (バイト/秒) です。 例えば、10 MB/秒 (高速接続) の場合は「BandwidthRate 10 MBytes」、500 KB/秒 (標準的なケーブル接続) の場合は「BandwidthRate 500 KBytes」をお選びいただけます。 最小の BandwidthRate 設定は 75 KB/秒です。
BandwidthBurst は、BandwidthRate を超える短い期間のトラフィック要求を満たすために使用されるバイトプールです。ただし、長い期間の平均は BandwidthRate に維持されます。 Rate が低く、Burst が高い場合は、長期的な平均値が適用されますが、最近平均値に達していない場合はピーク時により多くのトラフィックが許可されます。 例えば、「BandwidthBurst 500 KBytes」を選択し、それを BandwidthRate にも設定した場合、毎秒 500 キロバイトを超えることは決してありません。ただし、より高い BandwidthBurst (5 MBytesなど) を選択すると、プールが空になるまでより多くのバイトが許可されます。
ケーブルモデムなどの非対称接続 (アップロードがダウンロードより小さい) をご利用の場合は、BandwidthRate を小さい帯域幅 (通常はアップロード帯域幅) より小さい値に設定する必要があります。 そうしないと、最大帯域幅の使用中に多くのパケットが失われる可能性があります。接続が安定する値を探す必要があるかもしれません。 次に、BandwidthBurst を BandwidthRate と同じに設定します。
Linux ベースの Tor ノードでは、自分のマシン上の他のトラフィックを Tor トラフィックより優先させることで、自分の個人トラフィックが Tor の負荷の影響を受けないようにすることができます。 このためのスクリプトは Tor ソースディストリビューションの contrib ディレクトリーにあります。
さらに、一定期間に一定の帯域幅だけ (例: 月に 100 GB) を提供するように指定できるオプションもあります。詳細につきましてはこちらをご覧ください。
BandwidthRate と BandwidthBurst はビットではなく、バイト単位であることに注意してください。