Tor リレーの帯域幅を制限するとブラウジングできなくなる理由
リレーとクライアントを同じ Tor プロセスで実行し、帯域幅に制限がある場合、リレーが制限に達して休止状態になると、クライアント接続も停止します。
Tor リレーと Tor クライアントを同じプロセスで実行する場合、AccountingMax と BandwidthRate で設定されたパラメーターはリレー機能とクライアント機能の両方に適用されます。 そのため、Tor が休止状態に入るとすぐにブラウジングができなくなる可能性があります。その際、ログに以下のエントリーが表示されます:
Bandwidth soft limit reached; commencing hibernation.
No new connections will be accepted
これを解決するには、2 つの Tor プロセス (リレー用とクライアント用) を別々の構成で実行します。 動作中のリレー設定から変更する場合の一例は以下の通りです:
- リレー用 Tor torrc ファイルで SocksPort を 0 に設定します。
- torrc.sample から新しいクライアント torrc ファイルを作成し、リレーとは異なるログファイルを使用するようにします。 命名規則の一例として torrc.client と torrc.relay が挙げられます。
- Tor クライアントとリレーの起動スクリプトを変更して、
-f/path/to/correct/torrcを含むよう修正します。 - Linux/BSD/macOS では、起動スクリプトを
Tor.clientとTor.relayに変更すると、設定の分離が容易になります。